【2軍 9/20 L-M ●1-3 】10回までもつれ込む投手戦も… 宮川選手の復活はまだ遠い

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(以下一部敬称略)

試合前分析

昨年の育成4位の佐藤選手と対戦

バランス型の投手で2完封を記録するなどはまった時は無双するが他はやや決定打に欠ける。

いつもの打線(鈴木・ブランドン・渡部選手のクリーンアップ)なら十分攻略できるとは思うが今日はなぜか3人とも丸々入れ替え。

スパンジェンバーグ選手が抹消ということで内野のブランドン・渡部選手は昇格なのかもしれない

また、代わりに入った選手たちには大チャンス。
特に西川選手は先日やっと復帰し2塁打を放った。
代わりのアピールをしたいところだ。

マスクは昨日と同じく牧野選手。今月はOPS1.000越えと抜群のアピール。
ドラフト次第では高校生の捕手が入ってくる可能性があるので負けないようアピールしたい。


投手は防御率1.45と2軍の帝王となっている與座選手。
1軍で活躍するには三振はともかく与四球率1点台で相手を抑えていきたいところ。

特に相手は先日に比べ打線が弱いため1四球以内に抑えることが特に望ましい。

試合経過

試合の流れ(得点青失点赤)
1回表: 與座 選手- 3者凡退
1回裏: 佐藤 選手- 3者凡退

2回表: 與座 選手- ランナー2人出すも無失点
2回裏: 佐藤 選手- ランナー2人出すも無得点

3回表: 與座 選手- ランナー1人出すも無失点
3回裏: 佐藤 選手- ランナー1人出すも無得点

4回表: 與座 選手- ランナー1人出すも無失点
4回裏: 佐藤 選手- ランナー1人出すも無得点

5回表: 與座 選手- ランナー1人出すも無失点
5回裏: 佐藤 選手- ランナー2人出すも無得点

6回表: 與座 選手- 3者凡退
6回裏: 佐藤 選手- 3安打放つもホームで刺される

7回表: 大曲 選手- ランナー1人出すものの無失点
7回裏: 唐川 選手- 3者凡退

8回表: 小川 選手- 3者凡退
8回裏: 土居 選手- ランナー1人出すも無得点

9回表: 井上 選手- 3者凡退 
9回裏: 山本 選手- 3者凡退

10回表: 宮川 選手- 四球から痛恨の3失点 3-0 
10回裏: 小沼 選手- 連打で1点返すも及ばす 3-1

結果 ●1-3 
投手粘るも… 敗北

個人の評価

<投手>

〇與座選手 3四球与えるも直球はGood

  • 直球の平均球速は127キロといつも通り遅め。

    非常に制球がよく、3球のうち2球はストライクゾーンに入れるなど理想的な投球だった。
    特にベース盤の上を通らないような球が少なく、アンダーらしく高低をしっかり活かしていた。
  • カーブのできはいまいち

    直球以外に多く投げたスライダーとカーブがボール球になるケースが多く、特に左に対してのカーブがかなりばらついてしまった。

    スライダーは右打者のアウトローにほぼほぼ投げ切ったため事故は少ないと思うが左へのど真ん中カーブはさすがに危険。

    緩急を活かしてなんぼの投手なのでカーブはストライク率50%以上を毎回目指したい。

  • 悪くないが今一歩インパクトに欠ける。

    2軍では防御率1.33とまさしく帝王と呼ぶにふさわしいが内容面ではもう一歩足りない現状。

    直球で2軍では押し込めるためかなり抑えられるが1軍ではそうもいかず、精度の甘い変化球を捉えられてしまう。

    スライダーは右にはかなりいいところに決められているが左に投げないこともあるのでやはりカーブ、もしくはシンカーの精度を向上させたいとことだ。

〇大曲選手

1回無失点

今日は直球より変化球が多く、少し試しているような投球だった。
空振りは奪うことはできなかったがこのような投球をできるまで来ているのは良い兆候。


◎小川選手

8回を3者凡退 

2つの三振を左から奪うなどやっと自分の仕事を果たせた。
公文選手が来たためやや苦境にいるが今日のようにインもつけると1軍にも上がれるはずだ。

〇井上選手

9回を投げ3者凡退

今日は球数少なく3者凡退。
8月以降は制球も安定し自滅することが極めて少なくなった。

救援で四球が許されない環境が功を奏しているのかもしれない。
今年はこのまま後ろでスライダーと直球を磨いていきたい。


✖宮川選手

3失点の大炎上

ここまでの無失点を帳消しにしています痛い失点をしてしまった。

とにかく被安打が多く、運だけで説明できなさそうなほど。

相手にとって見極めやすい可能性があり投球フォーム全体に課題があるのかもしれない。
流石に今年はずっと2軍でずっと調整になるかもしれない。



・総評

投手陣は9回までわずか被安打2でバトンを渡したが宮川選手が炎上。

名指しの批判はしたくないが今の投手陣になっている原因でもある(ドラフト1位だから)。
昨年にしても今年にしても空振り率は秀逸なので素質は間違いなく1流なのだが…。

別にゾーンに投げなくてもいいが、ベース盤の上に投げられるようにはしたい。

<野手>



◎長谷川選手


今日も長打を放ち、9月の安打のうち半分が長打などウホウホ長打マンは継続。

OPSは1.134にまでなりチームでもトップ(20打席以上)。

守備では強肩を、走塁では高い盗塁成功率を誇るなど様々な面で高い素質を見せている。


この調子なら順調に支配下登録されるだろう。



◎牧野選手

チーム唯一の得点のタイムリー&マルチ。
9月4日にプロ初本塁打を放ってからずっと好調。
打率.381は今月チーム3位でOPSは1.030と今までの打撃では考えられないほど打っている。

長谷川選手もそうだがケガの時に3軍でじっくりやれたのが実を結んでいるのかもしれない。

もしそうなら田辺コーチには是非1軍の打撃陣も見て欲しいところだ。

〇川野選手

昨年に比べ打撃に苦しんでいるがそれでもOPSは.638と高卒2年目としては悪くない。
ただかなり気になる点があり、それは左右での打力の違いだ。
右打席では.309 OPS.844と上出来も上出来なのだが
左打席では.167 OPS.509とまるで打てていない。

松井稼頭央2軍監督に憧れるのもわかるし1年の成績でとやかく言うのはあまりよくないとは思うが右打席に専念して見てもいいのかもしれない。


?ブランドン・鈴木・渡部選手

なぜかスタメンではなかったが途中出場。
懲罰なら中途半端な気がするし少し不思議な起用。
まあ西川選手などに打席を回したかったという意図ならさもありなんといったところ。

昨日の試合の打席の速報を確認したがボール球を振り回したとかそういうのではなく、
うまく相手に投げられたというところが大きいため懲罰というのなら少し厳しすぎる気はするが。


・総評

いつものクリーンアップを外し1得点と唐突に冷え込んだ。
ただ9安打放ち結構塁はにぎわしていたのでそこまで気にするところではない。

スパンジェンバーグ選手の代わりに誰が昇格するのか、昇格バトルが激しく1軍よりも注目するべきかもしれない(基本打ってるから楽しいし)。

昨日の試合
https://l-data-daily.com/blog/?p=190

1軍結果(今日)
https://l-data-daily.com/blog/?p=238

データや画像はスポーツナビ1球速報のものを使用しました。
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2021001743/top

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