【1軍 9/23 L-E 〇4-3】 2アウトランナー無しから今季初のサヨナラ勝ち!!

1軍日記,ライオンズライオンズ,西武ライオンズ

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(以下一部敬称略)

試合前分析

相手の先発は今季4度目の対戦の対戦の瀧中選手

今月は13イニングを投げ防御率0.00 三振11 四球2 と素晴らしい投球中

対右と左とでほとんで成績が変わらないので打線は特に対策するというより右投手が得意なメンバーを固めたい。
山川選手は4-2 長打2本と得意としているので今日は期待できるかも?

スタメンは守備位置が入れ替わっただけ
山野辺選手は右の方が下でも打っていたので(左OPS.594 右OPS.937)起用しないのはもったいなく感じる。

はっきりいって今年の栗山選手はOPS.651とチーム平均以下で今月もOPS.682しかない。
昨日も書いたが後釜探しも込めてそろそろ別の選手の起用を模索していいのではないだろうか。


相手は左打者が6人といつもの楽天打線。

楽天打線は選球眼がいい選手が多く、ボール球の多いライオンズ投手陣と相性が悪い。
その点松本選手は左の方が得意で直球さえよければ積極的にストライクを取れる。

ランナーを貯めての浅村選手の一発を一番避けたいのでしっかり直球で小深田・鈴木選手を抑えていきたい。

ベンチ入りメンバー
投手9人
(増田・十亀・公文・森脇・ギャレット・田村・武隈・平良・水上)

昨日から平井選手がベンチ入りせず。
ケガ(体調不良)なのか先発調整なのだろうか。
もしただのあまりなら正直ベンチの救援が9人は多すぎるので野手を昇格させたいが…。

捕手1人(柘植) 
内野手2人(山野辺・山田)
外野手3人(熊代・金子・愛斗)

岡田選手がベンチ外。
何かあったのだろうか。→少し発熱があったようです
ただこれで柘植選手の代打はサヨナラの場面でない限りないので山野辺・愛斗選手にはいい機会になるか。

試合経過

試合の流れ(得点青失点赤)

1回表: 松本 選手- ランナー1人出すも無失点
1回裏: 瀧中 選手- 森選手の先制本塁打 1-0

2回表: 松本 選手- 3者凡退
2回裏: 瀧中 選手- ランナー1人出すも無得点

3回表: 松本 選手- 3者凡退
3回裏: 瀧中 選手- ランナー2人出すも無得点

4回表: 松本 選手- ランナーを2人出し同点に 1-1
4回裏: 瀧中 選手- ランナー1人出すも無得点

5回表: 松本 選手- ランナー1人出すも無失点
5回裏: 瀧中 選手- 重盗で勝ち越し 2-1

6回表: 松本 選手- 3者凡退
6回裏: 森原 選手- 呉選手の本塁打 3-1

7回表: 松本 選手→公文 選手- ヒット3本打たれ痛恨の同点 3-3
7回裏: 西口 選手- ランナー1人出すも無得点

8回表: 増田 選手- ランナー3人出すも無失点
8回裏: 宋  選手- ランナー1人出すも無得点

9回表: 平良 選手- ランナー2人出すも無失点 
9回裏: 酒井 選手- 柘植選手のサヨナラタイムリー 4-3

結果 〇4-3 
投手の粘りが報われる 今季初のサヨナラ勝ち

個人の評価

<投手>

◎松本選手 今日も三振奪い四球0

  • 直球の平均球速は144キロちょっとと好調というにはもう少し足りないスピード
    ただ空振り率は12.7%と素晴らしい数値でやはりキレは超1級。
    右にはベルト帯への球が多く、やや運がよかったところがあったが左への高めへの意識が強く多くのボール球を振らせることができた。
    変に低めを狙うより今後もこの配球を続けていきたい。
  • 変化球もカットとフォークは良好
    対右へのカットはすべて外に決まり、左に至ってはほぼ全てをゾーンに投げこめた。
    フォークもやや危険な高さではあったがしっかりストライクを奪えたこともあり全体ストライク率は60%を超えた
  • 総合的に見てかなり上級の投球
    直球のスピードはそこそこだったが高めを活かす配球に加えてストライクを安定確保できるカットとフォークのおかげで今日も無四球。
    選球眼の良い楽天打線に対し積極的にストライクを投げるなどしっかり対策ができた投球だった。
    これで9月は24.1イニングを29奪三振6四球と見違えるような投球。
    防御率こそ5.18とよくないが今までのプロ生活の中で最もよい投球ができている。
    変にコースを意識しすぎるのがよくないところだったので今後も開き直って高低を意識した投球をしていきたい。


・総評

投手は今日も3失点に収めるなど粘りの投球。
先週の今井選手の好投以来先発の頑張りが目立つ。

救援の調子がやや落ちているのでこの調子で先発陣は長い回を投げていきたい。

<野手>



◎森選手

9月1日以来の猛打賞。
四球も2つ選び全ての打席で出塁しサヨナラのきっかけを作った。

これで出塁率は.433とリーグでもダントツの数字に。
捕手がこの出塁率を記録するのはあの阿部慎之助選手でもできず、ノムさんでも記録できていない大記録。
自分の知る限り捕手の最高出塁率は田淵さんの.437なので是非この記録を目指したい。

◎柘植選手

今季チーム初のサヨナラ打。
サヨナラ勝は昨年の10月21日以来でほぼほぼ1年ぶりだった。
地味に2年目ながらOPS.700あり、2軍ではOPS1.000越えの打撃を誇るなど打撃センスは抜群。
森選手がいるため出番はないがもっとスタメンで見たい選手だ。

◎呉選手

貴重な追加点となる本塁打。
フォークを上手く拾った技ありの本塁打だった。
呉選手はフォークに強い(直球以外の本塁打はすべてフォーク)のでもう少し高低差を使う投手相手には上位においてもいいかもしれない。



・総評

ついに今季初のサヨナラ勝利。
2アウトランナー無しから2軍はひっくり返されたがその借りを1軍で返せた形だ。

長打も5本、四球も5個と4点に終わったが本来はもっと点が取れてもおかしくなくいい打撃だった。
ただ7番以下で5安打と下位打線は活性化していたが外崎・栗山選手が打てず打線が切れてしまった。
OPS的に栗山選手は7番以下の選手の誰にも勝てていないので打線の調整はやはりしてほしいところだ。

なんやかんやいってますが今日は喜びましょう 

ヤッター!!!!

2軍結果(今日)
https://l-data-daily.com/?p=361

データや画像はスポーツナビ1球速報のものを使用しました。
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2021000824/top

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