【1軍 9/22 L-E ●2-4 】浜屋選手乱調 打線も得点圏で打てず【西武ライオンズ】
(以下一部敬称略)
試合前分析
相手の先発は4月以来の対戦の早川選手
被打率が
右.217
左.328
と露骨に違うという大きな特徴がある。
なので岸選手と川越選手を入れ替えてみてもよかったがスタメンはいつものメンバー。
8番から1番でチャンスを作り、森選手で返すという形にしていきたい。
久しぶりに昇格した山野辺選手は右の方が下でも打っていたので(左OPS.594 右OPS.937)
スタメンはまた明日。
スパンジェンバーグ選手が帰国してしまったが山野辺選手にとっては大チャンスなので、是非アピールしたいしアピールできる場を用意してあげたい。
相手は上位は左で、下位は右打者で固まった。
浜屋選手は確かに長打は右の方に食らうが制球は左に対して悪くなる傾向がある。
(インコースに投げれないため)
左が多く、巧打者も多い上位打線に対していかに四球を出さないかが鍵。
ヒットはある程度許容できれば案外粘れるはずなので、浅村選手の前にランナーを許さない投球に期待したい。
ベンチ入りメンバー
投手9人
(増田・十亀・公文・森脇・ギャレット・田村・武隈・平良・水上)
平井選手の代わりに十亀選手がベンチ入り。
バランスは悪くないため5回まで投げれればそれ以降は1失点ほどで抑えれるはずだ。
捕手2人(岡田・柘植)
内野手2人(山野辺・山田)
外野手3人(熊代・金子・愛斗)
平沼選手から山野辺選手に変わっただけ。
現状山野辺選手は代走の出番が多いと思うので終盤の骨牙の出塁に期待したい。
試合経過
試合の流れ(得点青・失点赤)
1回表: 浜屋 選手- ランナー2人出すも無失点
1回裏: 早川 選手- 3者凡退
2回表: 浜屋 選手-ランナー1人出すも無失点
2回裏: 早川 選手- 中村選手の先制本塁打 1-0
3回表: 浜屋 選手- 四球からの被弾 逆転 1-2
3回裏: 早川 選手- ランナー2人出すも無得点
4回表: 浜屋 選手- ランナー2人出すものの無失点
4回裏: 早川 選手- ランナー1人出すも無得点
5回表: 浜屋 選手→ギャレット選手- ランナー3塁もギャレット選手が火消し
5回裏: 早川 選手- ランナー1人出すも無得点
6回表: ギャレット 選手- 四球から失点 1-3
6回裏: 早川 選手→安楽選手- 岸選手の本塁打 2-3
7回表: 公文 選手- 3者凡退
7回裏: 森原 選手- ランナー1人出すも無得点
8回表: 水上 選手- 満塁から犠牲フライ 2-4
8回裏: 酒井 選手- ランナー1人出すも無得点
9回表: 武隈 選手- ランナー1人出すも無失点
9回裏: 宋 選手- ランナー1人出すも無得点
結果 ●2-4
浜屋選手 乱調 打線も得点圏で打てず
個人の評価
<投手>
✖浜屋選手 ストライクまともに取れずGame make✖
- 直球の平均球速は140キロちょっとといつものスピード。
下では140キロちょっとの球では抑えられるためかゾーン率57%とゴリゴリ投げれていたのがかなりかなり低下。
変化球がまるで入らないこともあり狙われストライク率も50%以下に。 - 変化球はまるで制球できず。
下でもすべての球でゾーン率30%台と制球は悪かったのが1軍打者と対戦することで悲惨なまでのストライク率に。
フォークやチェンジアップはともかくスライダー・カーブがまるでゾーンに入らないのははっきりいって問題外。
やはり下の成績はうそをつかない - 変化球は空振りを取れたが…
フォークはすべて低めに決まるなど、4球種で空振り率10%以上なのは優秀なのだがボール球スイング率が高いわけではない
つまりは相手を崩しての空振りが少ないということで2軍とのレベル差を如実に感じる所だった。 - 残念ながら変化球でまるでストライクをとれず5回を投げ切れず。
下では振ってくれていたボール球を1軍では振ってくれず、ゾーンに投げる技術がないがために7個の四死球という結果に。
直球をゾーンに60%投げれれば問題なかったがそれができるだけの球威もないので安定感に欠けてしまう。
早川選手と実力差を見せつけられた形でまずは下でゾーン率が50%超える変化球を2球種作るところから始めたい。
・総評
中継ぎ陣は今日も何とか粘って4失点に収めた。
水上・ギャレット選手の失点は残念だったが2人とも四球が絡んでの失点なのは反省点。
逆に公文・武隈選手は四球なく三振を奪い素晴らしい投球。
特に武隈選手が1回のアウトをすべて三振で奪うのは2010年以来10年以上ぶり。
9月は4.1イニングで三振8個1四球と内容面がすごくよくなった。
チームが苦しいときに頑張ってくれる選手だ。
<野手>
〇川越選手
チーム唯一のマルチヒットと四球で3出塁の大活躍だった。
マルチヒットは9/8以来で打率が久しぶりに上がった。
勝負が遅く、岸選手よりも四球の期待値が高いため1番で起用してもいいかもしれない。
✖金子選手
代走で出て盗塁死。
ここ2年は盗塁成功率が60%ちょっと(今年は50%)とはっきりいってチームの役に立っていない。
内野安打が減ってきたこともあり脚の劣化は確実。
そろそろ足で貢献するというよりはきちんと打撃で貢献できる選手になれるよう打撃の改造を断行してほしい。
バスター気味の打撃も完遂してみてもいいのではないだろうか。
・総評
2本の本塁打も得点圏で打てず。
2つの盗塁死も痛かった。
特に3回の岸選手の打席での盗塁は次に森選手が控えていたことも考えるとやや分の悪い盗塁だった。
腰を据えられる打線を本来は組みたいがここ2年は出来てない。
そのせいもあって監督も焦りが出てきてしまっているのではないだろうか。
明日は瀧中選手と右投手なので山野辺選手の起用などで腰を据えられる打者の発見も行っていきたい。
2軍結果(今日)
https://l-data-daily.com/?p=316
データや画像はスポーツナビ1球速報のものを使用しました。
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2021000818/top
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